働くってどういうこと?元先生社労士が中学校で伝えた「ワークルール」の基礎知識

お知らせ

こんにちは!「西谷社会保険労務士事務所」代表の社労士、西谷です。

私はかつて中学校の教壇に立っていました。社会に出てからも、人と人が関わることの難しさや喜びを間近で感じてきました。そんな経験から「働く人を支えたい」という思いが募り、社会保険労務士という道を選びました。

先日、地元の中学校で、未来を担う中学生の皆さんに「働くルール」についてお話しする貴重な機会をいただきました。未来の働き手を育てる教育現場に戻ることができ、教え子のような皆さんの真剣な眼差しに触れ、社労士として働く今も変わらぬ大きな喜びを感じています。

中学校での講演風景。生徒の皆さんの真剣な眼差しに、私も力が入りました!

真剣な眼差しとたくさんの質問!説明会の様子

最初は少し緊張気味だった皆さんも、私が「働くってどういうことだと思う?」と問いかけると、次々と手が挙がりました。「お給料をもらうこと!」「社会の役に立つこと!」「我慢すること…?」など、ハッとするような意見も飛び出し、私も胸が熱くなりました。

特に印象的だったのは、「アルバイトって、何歳からできるの?」「もし困ったことがあったら、どこに相談すればいいですか?」といった、素直で具体的な疑問がたくさん出たことです。

ワークルールの説明では、クイズ形式を取り入れたり、身近な例を交えたりと、中学校での経験が存分に活かされました。皆さんが前のめりになって話を聞いてくれる姿を見て、将来への期待と、働くことへの真剣な思いを感じることができました。

中学生にも知ってほしい!「ワークルール」の重要なポイント

説明会では、特に次の3つのポイントを重点的にお話ししました。

1. 「働く」とは?~アルバイトと労働基準法~

「働く」というと、まず「お給料をもらう」というイメージが強いかもしれませんね。もちろんそれも大切ですが、私たちは働くことで社会と繋がり、誰かの役に立ち、そして自分自身も成長していきます。

  • アルバイトも「労働者」です! 「アルバイトだから…」と我慢しがちな人もいるかもしれませんが、実はアルバイトも正社員と同じように「労働者」として法律で守られています。
  • 労働基準法を知ろう 働く上で最低限守られるべきルールが「労働基準法」という法律です。これは皆さんの働く権利を守るための大切な法律なんですよ。

2. 最低賃金って何?

「最低賃金」という言葉、聞いたことはありますか?

これは、国が「これだけは必ず支払ってくださいね」と定めた、時間給の最低金額のことです。残念ながら、法律を知らないことで、不当に低い賃金で働かされているケースも耳にします。自分の働きには、最低限の価値があることを知っておくことが大切です。

3. もし「困ったな」と思ったら?~相談できる場所~

「働くって、楽しそうだけど、もし嫌なことがあったらどうしよう…」そんな不安を感じた人もいるかもしれません。

でも大丈夫です!もし職場で「おかしいな」「困ったな」と感じることがあったら、一人で抱え込まず、相談できる場所がたくさんあります。

  • 労働基準監督署
  • ハローワーク
  • そして、私たち社会保険労務士も!

皆さんの働き方が、法律できちんと守られていることを、ぜひ知っておいてくださいね。

未来を担う中学生の皆さんへ、社労士からのメッセージ

今回の説明会を通じて、中学生の皆さんが「働くこと」に対して真剣に向き合っている姿に感動しました。

皆さんが社会に出たとき、安心して、そして楽しく働けるように、ワークルールは皆を守る大切な味方です。今はまだ難しく感じるかもしれませんが、少しずつでも「働くルール」に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

もし将来、アルバイトや仕事で「これってどうなの?」と思うことがあったら、一人で悩まず、信頼できる大人や専門家に相談できる場所があることを、どうか忘れないでください。

私たち社労士は、働く皆さんが笑顔で、自分らしく輝ける社会を作るために活動しています。

これからも、このような活動を通じて、地域社会に貢献していきたいと考えています。企業経営者の皆様はもちろん、働くことについて疑問や不安を抱える個人の皆様も、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。